空家についての
基礎情報と改修概要
平成30年度中に改修した3軒の空き家は以下の通り。
17の自治会、約650世帯で構成される川辺の高田校区の空き家の調査をここ数年前から行っている。
最初は住宅地図を手にこの地域を満遍無く歩き、天戸が閉じたり電気メーターが止まったりしている家を探した。そして近所の方や自治会長に、それぞれの家の状況や家主の情報を確認した。
誰がいつまで住んでいたのか、家主やその親戚の行方などを記録した。このプロセスを通じて、平成30年度中に改修してきた3軒の家の内の2軒を見つけることができた。
残り1軒は、17つの自治体の自治会長たちに空き家の調査を依頼したところ、一人の自治会長が紹介してくれた家になる。これからも自治会長らや一般住民からの情報を参考にして、31年度や32年度に対象になる家を探す予定。
リバーバンクメンバーで、地域での理想の移住者像を話し合った。
・地域の行事に参加する姿勢があり、田舎で暮らすことをある程度現実的に考えていること。
・高田小学校にいずれ通える12歳(小学生)以下の子供がいる若年層の家族を優先します。
特に後者の条件を満たす人たちは、鹿児島県内にもいると考えたことから、身近で探すことにし、現在のところ全国的な声かけはしていない。実際のところ一軒目の移住者は、改修に関わった大工さんの紹介で、古民家を気に入り移住された。その後、平成30年12月1日に二軒目の改修作業がほぼ終わった時点で、見学会(オープンハウス)を行ったところ、当日見に来られた数多くの方の中から2家族が高田校区への移住に興味を示し、4月から2軒目と3軒目に住むことになった。
平成30年度中に改修した3軒の空き家は以下の通り。